FreeCADの初心者講座
FreeCADの初心者講座動画
FreeCADとは
FreeCADは、実在する物体を設計するために作られた、オープンソースの3D CAD(コンピューター支援設計)ソフトウェアです。最大の特徴は「パラメトリック(引数による制御)設計」ができることで、設計履歴をさかのぼって寸法や数値を変更すると、モデル全体が自動的に更新される仕組みを持っています。
1. FreeCADの主な特徴完全無料・オープンソース: 商用・個人利用を問わず、誰でも無料で利用できます。Windows, Mac, Linuxのすべてに対応しています。パラメトリック・モデリング: 「縦10mm、横20mm」といった数値をベースに形状を作ります。後から「縦を15mmに変えたい」と思った時、数値を書き換えるだけで形を修正できます。多機能なワークベンチ: 目的(機械設計、建築、レンダリング、有限要素解析など)に合わせたツール群(ワークベンチ)が用意されています。高い拡張性: Pythonというプログラミング言語を使って、機能をカスタマイズしたり、マクロを組んで作業を自動化したりできます。
2. どのような用途に使われるのか?FreeCADは、特に「精密な寸法が求められるもの」の設計に強みを発揮します。3Dプリンター用のモデル作成: 自作パーツや生活雑貨のモデリング。機械設計: 歯車、ボルト、ブラケットなどの工業製品の設計。建築設計 (BIM): 建物の3Dモデルや2D図面の作成。DIY・ホビー: 自宅の家具の設計図作成など。
3. メリットとデメリット導入を検討する上で知っておきたいポイントです。項目メリットデメリットコスト完全に無料(維持費もゼロ)なし自由度データの保存形式も自由で、オフラインで動作する操作体系が独特で、習得に時間がかかる機能解析(FEM)や図面作成などプロ級の機能がある有償ソフト(Fusion 360など)に比べるとUIがやや無骨プライバシークラウドではなくローカルに保存されるため安全データの共同編集(クラウド共有)機能は標準ではない
4. 学習のポイント:ワークベンチの考え方FreeCADを使い始める際、一番最初に覚えるべきなのは**「Part Design(パートデザイン)」と「Draft (ドラフト)」**ワークベンチです。Draft: 2次元の図面(下書き)を描く。Part Design: その下書きを押し出したり回転させたりして3次元にするこの2つのステップを繰り返すのが、FreeCADの基本操作になります。
FreeCADの初心者講座動画
「3D CADを始めてみたいけど、難しそう…」と不安な方にこそ見てほしいのが、Hori Labの「FreeCAD 1.0 使い方講座」です。最新バージョン1.0に基づいた解説なので、画面構成や操作感が今のソフトと完全に一致しており、迷うことなく学習を進められます。2回目まで学習いただくとご家庭の3Dプリンタ―にて造形ができます。是非、試してみてください。
- 1回目:FreeCADの導入、操作、設定を紹介
- 2回目:習うより慣れろ!花瓶を作る。
- 3回目:クリスマスツリーの星飾りを作ろう。
- 4回目:ロフトとスイープを学習しよう。
- 5回目:パイプワークを覚えよう。
- 6回目:オフセット機能を理解しよう。
- 7回目:モデルに穴をあける操作を覚えよう。
- 8回目:2DCADデータ(dwg・dxf)を読み込む方法を覚えよう。
- 9回目:自宅の表札を作成してみよう。
- 10回目:3Dにしかできない綺麗な花瓶を作ろう。
- 11回目:曲線を使用したモデリング
- 12回目:拡大、縮小および座標の大きさを変えてみよう。
- 13回目:円形整列を覚えよう。
- 14回目:トレースを覚えてキャラクターのクッキー型枠を作ろう。
- 15回目:釣りのルアーを作ろう。
