高額ソフトはもういらない?FreeCADで実現する「現場完結型」の土木DX 重力式擁壁の一瞬モデリング、体積、表面積計算
「FreeCADって、趣味の3Dプリンター用でしょ?」 もしそう思われているなら、非常にもったいないです。実はFreeCADこそ、**土木現場の実務を劇的に変える「建設DXの切り札」**になります。
1. なぜ3DCAD"FreeCAD"が建設DXの「核」なのか
建設DXの本質は、単なるIT導入ではなく、データを使って「現場の働き方」を変えることにあります。その中心にあるのが3Dデータです。手戻りをゼロに(干渉チェック): 施工前に立体図で確認することで、「現場で配管がぶつかる」といったトラブルを未然に防げます。一瞬で伝わる(見える化): 専門知識がない施主様や近隣住民の方々にも、完成形を直感的に理解してもらえるため、説明の時間が大幅に短縮されます。通常、こうした3D運用には数百万円のソフトが必要ですが、Hori LabではFreeCADという無料ツールを使い、現場コストを最小限に抑える手法をご提案しています。
2. 世界中の知恵が集まる「ワークベンチ」
FreeCADの強みは、世界中のエンジニアが開発した「ワークベンチ(専用ツール)」を自由に追加できる点にあります。今回、私は**土木実務に特化した「擁壁ワークベンチ」**を自ら開発しました。その驚きの操作性は、ぜひ動画でチェックしてみてください。
3. 【実演】擁壁モデリングが「入力だけ」で完了
これまでの苦労は何だったのかと思うほど、モデリングは簡単です。 専用ワークベンチを起動し、擁壁の高さや幅の数値を入力するだけ。 これだけで正確な3Dモデルが立ち上がります。図面を引く手間さえ必要ない「超らくちん」な設計体験です。
4. 複雑な体積・表面積計算からも解放されます
3Dモデルが完成した瞬間に、計算業務も終わります。 「体積計算ボタン」を1クリックするだけで、複雑な形状の体積が即座に算出されます。表面積も同様です。計算ミスにおびえたり、電卓を叩き直したりする時間はもう必要ありません。
次のステップ:あなたの現場で試してみませんか?
「難しそう」を「これならできる」に変えるのがHori Labの役割です。この擁壁ワークベンチの具体的な使い方や、現場への導入方法が気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
5.具体的な導入手順
GitHubにてデータを公開しているのでAppデータ内に格納してみよう。Appのフォルダ名等は動画にて公開しているので参照してほしい。所定のフォルダにプログラムファイルを格納するだけでFreeCADにワークベンチが追加されます。ワークベンチのアイコンは全部で5つなので紹介する。以下がアイコンの画像だよ。
GitHubのデータ:こちらからワークベンチのプログラムをDLできます。
左から、①擁壁のモデルを生成するアイコン、②隣が擁壁を指定のR単曲線にて折り曲げる機能、③その隣が基礎コンクリートを作るアイコン、そして、④体積計算、⑤表面積計算のアイコンとなる。









