最近普及が進んでいる「ICT建機」。その運用に欠かせない「3次元施工データ」や「3次元設計データ」の作成に、高額な専用3DCADソフトを導入していませんか? 本記事では、無料の3D CAD「FreeCAD」を活用して、正確なデータを格安かつスピーディーに作成する画期的なフローをご紹介します。ワークフローの概要は、2次元の土工の施工図をFreeCADに高さ情報を付与します。それを、測量屋さんが持っているトリンブルビジネスセンターにインポートすればクリック1回にて全部の面が綺麗に作成されます。これにはテクニックが必要でして、記事と動画をご確認ください。具体的な操作をもっと知りたい方はお問い合わせください。





3次元施工データ作成の3ステップ

今回のフローでは、以下の3つの手順でデータを構築します。

  1. 2次元CADで施工図を作成

  2. FreeCADにインポートして高さ情報を付与

  3. 測量ソフト(TBC等)で3次元化

ステップ1:2次元CADでの下準備

まずは普段お使いの2次元CADで施工図を作成します。ここで**「4つのポイント」**を意識するだけで、後の工程が劇的に楽になります。 [01:29]

  • ポイント1:原点を決める 建物の角など、分かりやすい場所に原点(0,0)を設定します。 [01:50]

  • ポイント2:寸法は大きめに(10m=100000) 精度を保つため、一旦大きなスケールで作成します。 [02:25]

  • ポイント3:基準点(逃げ杭)のプロット 現場の離れやKBM(ベンチマーク)を正確に配置します。 [02:56]

  • ポイント4:高さを「画層(レイヤー)」で分ける これが最も重要です。例えば「-2000」という高さを、そのまま画層名にします。 [03:54]

ステップ2:FreeCADでの高さ情報付与

作成したデータをFreeCADにインポートします。 [06:00]

  • FreeCADなら、画層(レイヤー)ごとに一括して「Z方向(高さ)」へ移動させることができます。

  • 2次元CADで分けておいた画層を選択し、一気に高さを設定。これにより、バラバラだった線が立体的な位置関係へと変わります。 [07:27]

ステップ3:ビジネスセンター(TBC)での面作成

最後に、高さ情報を持ったデータを測量ソフトに読み込ませます。 [12:29]

  • 「面の作成」機能を使えば、一瞬で複雑な法面(のりめん)を含む3次元データが完成します! [13:12]


ここが「え?!」という驚きポイント

「現場の原理原則さえ分かれば、データ作成は一瞬!」 「水は上から下に流れる」「掘ったら土は崩れる」といった現場の理屈(施工図)を正しく書けていれば、AIやプログラムを組むのと同じように、3Dデータは自動的に、かつ正確に出来上がります。 [15:02]


まとめ

高額な外注費をかけなくても、FreeCADをハブとして使うことで、現場監督や職長さんの手で3次元データを作ることが可能です。 「より詳しい操作方法を知りたい」「実際の現場で活用したい」という方は、ぜひ記事と動画を確認すると共にお問い合わせください。